RSS

$B=k$$F|$N%Q%U%)!<%^%s%9$K$D$$$F(B$B!#(B

カテゴリ : 日記


連日、暑い日が続いておりますが皆様大丈夫でしょうか?
今回はサッカーにおける暑い日のパフォーマンスの低下について良い記事がありましたので、皆様宜しければ是非参考にして頂けると幸いですm(_ _)m

暑いとスプリントが少なくなり 間延びする現象も起こる


 夏になるとパフォーマンスが落ちる――。


 これは日本のみならずサッカー界では、もはや“常識”とされていることだ。夏の暑さは選手から体力を削り取り、判断力を奪い、足を止める。筆者自身、学生時代はサッカーをプレーしていたが、日本特有のうだるような蒸し暑さの中でプレーしていると、頭がもうろうとしてきて、心が折れそうになった経験が何度もある。


 サッカーは基本的に“冬のスポーツ”だと言われる。スプリントを繰り返しながら、しかも長い距離を走るサッカーでは、暑い中ではレベルの高い試合はできないと。Jリーグでは数年前から現行の春秋制から秋春制への移行がテーマとなっているが、その要因の1つとしても「夏場の試合がなくなること」はメリットとして挙がっている。


 では、本当に夏になるとパフォーマンスは落ちるのか。それを検証してもらうべく向かったのは立教大学の新座キャンパス。日本サッカー協会技術委員会のフィジカルフィットネスグループのメンバーでもある安松幹展教授が、サッカーにおける暑さとパフォーマンスの関係について、データを交えて語ってくれた。


20130717_yasumatsu_editter.jpg


安松幹展教授【写真:編集部】


「一般的に『暑い』とされる25度以上を超えると、マラソンなど長距離系のタイムは落ちます。ただ、100メートルなどのスプリント系は寒いときより暖かい方が良いタイムが出るんです。じゃあ、サッカーのようにスプリントを繰り返しながら、長時間走るスポーツはどうなのか。


 Jリーグの試合で31度と16度のときで、同じチームの走行距離とその中身がどう変化するのかを比較したところ、トータルの走行距離はそれほど変わらないのですが、暑いときはウォーキングやジョギングが多くなって、スプリントが少なくなったというデータが出ています」


 サッカーの魅力は攻守が目まぐるしく入れ替わり、アップテンポな試合が行われるところにある。しかし、全力で走る場面が少なく、歩いている時間が長くなったら――。眠気を誘われるような退屈な試合になるだろう。


「さらに、プレーのエリアが広がるという現象も起こります。これは夏の高校総体と冬の高校選手権でとったデータなのですが、FWからDFの選手までの距離が長くなる、つまり“間延び”した状態になります」


 2006年ドイツW杯の日本対クロアチア戦を思い出してほしい。35度を超える猛暑の中で行われた試合は、両チームともにFWDFラインの間が間延びし、見せ場がほとんどないままタイムアップ。現地解説者から「予選リーグで最もつまらない試合」と酷評された。プレースタイルや、コンディションなどの要因もあったにせよ、暑さが試合内容に大きく関与したのは間違いない。


わずか2%の脱水でパフォーマンスは低下する


 では、なぜ暑さによってパフォーマンスは落ちてしまうのだろうか。安松氏によれば、2つの大きな要因があるという。


1つは、体温がある臨界地点まで達してしまうこと。暑い中でプレーすると体温が上がりやすいため、体力の消耗が激しく、大脳の働きが低下します。選手によっては熱中症にかかる危険性もあります。もう1つが体重の減少です。わずかな脱水症状でも運動能力やスキルの発揮には大きな影響があります。運動能力は2%の脱水から妨げられ、5%以上減少した場合、パフォーマンスは7割ぐらいまで低下します」


20130717_suibun_kudo.jpg


空いた時間を使ってうまく水分補給することが大事【写真:編集部】


 サッカー選手が1試合プレーすれば平均して3キロぐらい体重が落ちると言われる。体温が上がることによって、熱を逃がすために汗が出て、それによって体から水分が失われ、体重が減る。暑さは体重の減少、つまり運動能力の低下に直結するのだ。


 Jリーグではスタートダッシュに成功したチームが夏場に急失速するケースが珍しくない。特に前線からアグレッシブにプレスをかける、いわゆる「走るサッカー」を展開するチームは、この状況に陥りやすい。


「体重を落とさないためには、水分補給をすること、体温をあまり上げないことが必要です。極端に言えば、試合前にアップをやらなければ体温の上昇は抑えられますが、呼吸循環機能を上げなければいけない。夏場の試合ではアップの時間をできるだけ短くする、直射日光に当たらないように日の当たらないところでやるなどの工夫をしているチームも多いです。


 また、夏場にパフォーマンスが落ちやすい選手は、体内の塩分がなくなるのが早いので、塩分が多めのスポーツドリンクを飲ませることもあります。ただ、今のサッカーはFWの選手もディフェンスに参加しますし、リスタートも素早く行うので、プレーが止まる時間が短い。ですからプレー中に水を飲むのは難しいので、選手が傷んだりしているときなど、空いた時間を使ってうまく水分補給することが大事です。


 試合のテンポを上げたり、プレーの時間を増やすことは、観客にとってはうれしいかもしれませんが、選手たちにとっては大変だと思います」


夏場の試合が日本にとってメリットになる場合も


 ピッチ上でのプレー面を考えれば、夏の暑い時期にサッカーをプレーすることにポジティブな要素はほとんどないといっていい。夏に試合をすることでゲームのパフォーマンスが落ちれば、Jリーグという“コンテンツ”の価値も下がってしまう。それでも夏に試合をすることのメリットはあるのだろうか。


「クリエイティブなプレーをするという条件から考えれば、夏に試合をしない方がいいでしょう。ただ、W杯は夏に行われますし、アジア予選では東南アジアや中東など日本よりも暑い場所で試合をすることもあります。暑い中では苦戦することも多いですが、夏のシーズンに試合があるからこそ、あれぐらいで済んでいるとも言える。それから、まだ先の話ですが、2022年のW杯がカタールに決まりましたし、そこで有利になる可能性もあります」


 ただ、ヨーロッパでプレーする選手が増えたことで、日本代表は半数以上が海外組で占められることも珍しくなくなっている。ヨーロッパの選手が増えた分、暑さに適応できなかった場合の影響は大きい。


「暑さに慣れるには1週間あれば十分、少なくとも4日あればいける。これは暑熱順化といって、暑いときにパフォーマンスの低下を防ぐ方法の1つで、事前に発汗を促すことによって、体温の上昇を抑える効果があります。問題は2月とかに東南アジアでの試合があるとき。真冬のヨーロッパから暑いところにきたときには、4日間でも難しいかもしれない。そういうときはサウナに入ってもらって、軽く運動するなど、暑い中で体温を上げることに慣れておくことも必要です」


「『夏にやらない』という選択肢は今のところないので、その中でできることをやっていくことが大事です」と安松氏は言う。


 Jリーグが現行のシーズン制で行われる限り、ワールドカップのアジア予選がある限り、「暑さ」は常について回る不変のテーマと言っていい。暑さという地理的ハンデとうまく付き合っていくこと――。それは日本サッカーが強くなるための立派な強化策の1つと言えるだろう。




iPhoneから送信

2017-07-23 21:26:01 | コメント(0)

■コメントを投稿する

名前:

URL:

コメント:

削除用パスワード設定:

投稿用画像認証:

※画像の中の文字を半角で入力してください