治療設備
■ウォーターローラー アクアフェアリー
従来のウォーターローラーベッドとは異なり10基の独立した「スクリューノズル」が、部位ごとの特性に応じた最適な刺激感やマッサージ感を得られるように水流を噴出します。
水圧振動を得るために、単にノズルから直接噴出した水流を当てるのではなく、連続回転するノズルにより、水圧を変動させて、水圧振動を発生させる仕組みのため、水の塊が大きく、刺激は力強く、人体の深部にマッサージ効果を及ぼすので、治療中はもちろんのこと、治療が終わった後でもマッサージ感が残留します。
高齢の方に合わせた弱刺激はもちろんのこと、従来のウォーターローラーでは物足りなかった方にも満足していただけるような、力強く心地よいマッサージも可能です。
■浮腰式アクティブ運動療法器 プロテック
腰痛の大きな原因のひとつは、体重の6割を占めるといわれる上半身が重力により、腰部を圧迫しているためです。
しかし、無重力の宇宙で、宇宙飛行士は腰痛に悩まされることが多いのも事実です。
これは椎間板内部の圧迫とは別に筋力の低下が原因です。
つまり、椎間板内圧を下げただけでは腰痛の根本的解決にはならないのです。
腰痛治療には
椎間板内圧を下げることと、筋肉に刺激を与える運動療法が有効です。
プロテックは腰部に上半身の重さがかからない状態で、運動療法(
モビライゼーションストレッチ)が出来ます。
アメリカの病院で使用されているイス型重力牽引器を進化させたもので、上半身をしっかりかかえあげ、腰部に上半身の重さがかからない状態にし、下半身が重りの役目をして腰を引っ張ります。重力による自然牽引は引っ張り感はありませんが、
生理的彎曲を維持した状態で浅層筋から深層筋までまんべんなくなく自然牽引するので、無理なく安全です。アメリカでは重力による自然牽引は認めていますが、強制骨盤牽引は認めていません。
■モビライゼーションストレッチ
障害により減少した関節・じん帯・筋肉の可動域をストレッチ等の補助的な動きの再生で正常にもどす治療法。
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股関節の開排運動 |
ハムストリングの伸長 |
モビライゼーションストレッチの効果は医学的に検証されています。 1.血流量が増加し、皮膚温度上昇をもたらし、筋肉疲労を回復させます。 2.血流量の促進は発痛・疼痛物質の生成を抑制し筋肉痛を緩和します。 3.筋緊張緩和が筋電図上で確認されています。 4.可動域(柔軟性)に著名な改善が見られました。 5.筋紡錘の各筋肉に作用する反応をスムーズに促し、筋断裂を防止します。